あいちゃんの「教えて!ななふし先生」
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基礎控除額を超えると相続税がかかる!?
Q. ななふし先生、改正相続税がスタートしましたが、どのようなときに相続税がかかるんですか?
A. 亡くなった人(被相続人)の遺産に係る相続税の課税価格が次の計算式で計算した額(基礎控除額)を超えると相続税額が発生します。
基礎控除額は法定相続人(民法により相続の権利がある人)の数によって決まりますが、今年1月から基礎控除額が改正前とくらべて4割縮小され、法定相続人の数に応じて図表1のようになります。
【基礎控除額の改正】
改正前 5,000万円 + (1,000万円 × 法定相続人の数)
改正後 3,000万円 + (600万円 × 法定相続人の数)
図表1 法定相続人数ごとの基礎控除額例
法定相続人の数 |
基礎控除額 |
2人( 配偶者 + 子供1人 )など |
4,200万円 |
3人( 配偶者 + 子供2人 )など |
4,800万円 |
4人( 配偶者 + 子供3人 )など |
5,400万円 |
Q. では、基礎控除額を超えて相続税がかかる場合、税額はどのくらいになりますか?
- A. 相続税額は、正味の遺産額(課税価格)から基礎控除額を差し引いた残額を基に計算します。
相続税額計算の流れ
① 各相続人等が取得した正味の遺産額(課税価格)を計算
② ①を合計し、基礎控除を控除
③ ②の残額をもとに相続税の総額を算出
④ 各相続人の納付税額を計算
このあと、具体的な数字で説明をしてもらうあいちゃんでした。
もっと詳しく教えて!という方は、ななふし先生にメールでお尋ねして
くださいね!
ななふし先生、ありがとうございました!